「運転なんて慣れだよ」
「そんなの感覚だよ」
とよく耳にしますが、それを言ってしまっては身も蓋もなく何の解決にもなりません。

➀人やクルマの「特徴」を知る
・クルマの動きは●●だから、この状態なら絶対にぶつからないよ！
・人の「目」にはこんな特徴があるから、こういう場面ではココに気を付けよう
・初心者の意識は▲▲傾向だから、この場面ではココに注意！だから目線はココとココ！

それぞれの特徴やメカニズムを知っていると、対処の仕方が変わってきます。
己を知り相手を知る。自分の弱点を理解し、相手（クルマ）の特性を知ると、教習効果を高めることが期待できます。

➁運転の「コツ」を押さえる
・運転が上手い人（成功者）の真似をするのが、上達する一番の近道です。
・車体感覚の掴み方、ハンドル操作、アクセル・ブレーキ操作、車線変更や車庫入れetc…ベテランドライバーが自然とおこなっている「コツ」を真似してみましょう。

安全運転する上で、「特別な才能」も「高等テクニック」も必要ありません。運動神経が無くても大丈夫！

運転に対する恐怖心や不安から解放されて、素敵なカーライフを楽しみましょう！

■効果的な教習法
子どもが読み書きを覚える際、いきなり漢字を書くことは難しいと思います。覚える順番が大切です。

➀読み聞かせ
　　↓
➁音読
　　↓
③ひらがな
　　↓
④カタカナ
　　↓
⑤言葉の意味
　　↓
⑥漢字

クルマの運転も同じです。簡単なことから始めて、一つひとつ順番に身に付けていきましょう。

運転が苦手な方や恐怖を感じる方は、この順番のうちのどれかが欠落してたり曖昧だったりします。

■失敗は成功のもと
もし、上手くいかなかった時、失敗した！と落ち込む必要は全くありません。失敗したら怒られそう…？いいえ、そんな事ありません。

失敗には「こうすればもっと良くなるよ」というヒントがいっぱい詰まっているんです！

そのヒントを見つけてアドバイスするのが私たちの役割です。言語だけでなく図解や動画、見本など様々な手段でわかりやすく伝達します。

初回の教習内容

■交通量の少ない落ち着いた道路環境で…

運転姿勢やミラーの合わせ方、ハンドルの持ち方回し方など基礎的なことからスタートしましょう。

初回の教習内容は、教習ピラミッドの底面積の部分にあたります。底面積が小さいと、その上に大きなピラミッドを築くことはできません。

・ヒアリング
・目標設定
・走行前の準備
・装置類の確認
・車体感覚の掴み方
・発進と停止
・ブレーキ・アクセルの踏み方
・ハンドル操作（交通量の少ない交差点）
・信号機のない交差点でのルール

途中、小休憩を挟みます。
お客様の運転レベルによっては、上記内容に変更が生じる場合があります。